花塚農場のお米

店長挨拶

たくさんのお米のホームページの中から、「花塚農場」をご覧いただき、ありがとうございます。

どこまでも田園風景が続く道。静かに四季を映す水路。黄金色の稲穂を揺らす穏やかな風。
その昔、大潟村は「八郎潟」という大きな湖でした。それが自然の恵みを得た大地となりました。私たちにとって、年間農作業と同じように、「水も、風も、土に生きる虫たち」も、自然から与えられた大切な宝です。長年蓄積した堆積物は、有機物を豊富に含んだ肥沃な大地を作り出し、日本海の力強い浜風は病害虫の発生を防ぎ、豊富な水源は涸れることなく満たされ、それらすべてが、ここ大潟村の大地に、静かに、そして深く根付いております。私たちは、自然からの宝を敬い、大切に接しなくては「安心で、美味しいお米づくり」はできないと考え、自然と共存するため、農薬の使用をできるだけ少なくしたお米の栽培をしております。

私たち自身のために「自然と共存し、農業を継続していけるよう環境を守りたい」、「安心で、美味しいお米が食べたい」との想いから始まったお米作りが、今ではさまざまな広がりをもって、たくさんのお客様にご愛顧をいただいていることを嬉しく思います。これ以上のよろこびはありません。
今後ともよろしくお願いいたします。

食卓に笑顔があふれることを願って


花塚農場 花塚雅人

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店長の独り言

1.
近頃は適時、籾を玄米にする籾すり作業をしています。玄米って時が経つと少しずつ変わっていくんです。稲刈り直後は緑色の玄米がある程度あります。しかし時が経っていくとそれらが少しずつ玄米の色に変わっていくんです。ここから先は完全な妄想ですが、玄米の色が少し変わるということは、もしかすると食味も微妙に変わっているのかもしれません。稲刈り直後の新米独特の草っぽい風味から熟していくようなイメージです。私はあきたこまちの一番の特徴は収穫から時が経っても古さを感じないことだと思っております。収穫から一年経った秋の稲刈りの時に食べるお弁当のお米を結構いいな思うことがあります。私は新米から一年間このような妄想しながらお米を食べております。



2.
先日、あきたこまちではない品種のあるお米を何回か連続で食する機会がありました。とても甘味の強いお米でした。人それぞれいろいろな感想があり好き嫌いもさまざまでしたが、私は「外食で一回か二回食べるならまあいいけど、これを毎日食べるにはちょっと甘すぎて嫌だな」と思いました。最近は各県で品種改良が行われていて、お客様へアピールするために甘味の強いものや、その他いろいろな特徴をもったお米が出てきていると思います。私はずっとあきたこまちを食べ続けてきていて、あきたこまちが私の基準になってしまっていることは重々承知ですが、私にとって毎日食するお米は「程良い〇〇というのが大切なんだと実感いたしました。



3.
今回は食味や栽培方針についてのお話をしてみます。花塚農場のあきたこまちは有機肥料で土作りを行い、皆様とお約束している栽培方法で作られております。食味最優先思考で、収穫量を増やそうと、肥料を大量に投入し自らの手で食味を下げてしまう可能性があることはやりません。考えうること、出来うること最大限に行い、そのあとは太陽や風などの自然に委ねることになります。しかしながらこの我々にはコントロールできない自然による影響が非常に大きいのです。なのでお米の食味は毎年変わるはずですし、またそれに対する食の好みは個人個人違います。一つだけ申し上げられることは、「できるだけ農薬使用の少ない安心できるお米を目指しています」





秋田県大潟村で「あきたこまち」無農薬栽培、減農薬栽培。あきたこまち販売・通販の花塚農場

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