多収穫を求めず、健全な稲作り 「安心、美味しさ」を求める
「お米の美味しさ」と「肥料の施肥量」は反比例の関係であるといわれております。肥料をたくさん施肥すれば多収穫へつながりますが、肥料の窒素成分がお米の中でたんぱく質となり、それがたくさん残ったお米は美味しくないといわれております。
卸売業者に販売することで営農を成り立たせる農家にとって食味は関係ないので化学肥料、農薬、化学物質を有効に活用し、たくさん収穫することが、収入を上げる一番の方法です。一方、生産農場から農家直送でお客様にお届けしている花塚農場は美味しくないお米ではお客様に納得していただけるはずがありません。「美味しさ」を最優先に追求します。「花塚農場のあきたこまち」は田んぼでは有機肥料を田植え前に1回散布するだけです。稲穂が形成される時期に行われる肥料の追加散布(穂肥)などは行いません。葉の色が落ちてきたときに、肥料の追加散布をすれば、収穫量が増えますが、「美味しさ」を落とすわけにはいきません。敢えて行いません。「花塚農場のあきたこまち」の施肥量は秋田県の慣行栽培の6割程です。花塚農場の収穫量は多収穫を求める農家に比べると1割以上は少ないかと思います。
また多収穫を求めて肥料をたくさん投入することは農薬をたくさん使わざる得ない循環にも陥ります。肥料の大量投入による窒素過多は「いもち」を始め、さまざまな病気になりやすい要因となります。そのために病気の予防や抑制をするために、農薬を散布することになってしまいます。例えば「いもち」は夏の天候が暑くなく、雨が多く、ジメジメしていると発生しやすい病気で、大発生すると収穫量が激減してしまう農家にとっては、とてもおそろしい病気です。しかし「いもち」は30°以上の気温が1週間くらい続けば細菌が少なくなり大発生の心配が少なくなります。農薬は病気になってしまってから、これ以上、被害拡大しないようにと使うより、その前に予防的に使うほうが手間も少ないし効果が大きいのです。結果として暑い夏で「いもち」の心配が少ない年だったとしても、「いもち」対策を計画している農家は農薬を使わないということはありません。花塚農場の「美味しいお米をつくりたい」と想いと、もうひとつの想いとして、自然と共存し、お米作りを継続していくための環境を守り続けたいとの想いがあります。そのためには、農薬の使用はできるだけ少なくして「安心できるお米」作りをしたいと思っております。
大潟村は海が近く、地形が平らなため、風が強く吹きます。それによって夏でも比較的、熱がこもりにくく害虫の発生が比較的少なく、病気にもかかりにくい気候であり、それらを最大限に生かし、そして自らは肥料の大量投入をせず、病気が発生しにくい環境を整えることによって、農薬の使用をできるだけ少ない「安心できるお米」作りをしていきたいと思っております。

「あまり多収穫を求めることなく肥料を大量投入せずに健全な稲作りをする」との考えのもと、この項では育苗時と春の田起こし前に田んぼに一回のみ散布する有機肥料について紹介いたします。
有機肥料は取引先に放射能検査報告書の提出をお願いし、「不検出」であるもののみを使用いたしております。
有機肥料の原料に遺伝子組み換え作物の使用が疑われる肥料も使用しません。
花塚農場は25年前から、化学肥料を散布することなく、100%有機肥料のみで土づくりを行い、お米の栽培をしております。
「大豆・トウモロコシ・綿花・なたね」が原材料として、含まれている有機肥料は使用いたしません。
1.バイオノ有機
2.種まき時と田植えまでの1ヶ月のビニールハウスでの育苗期間は「バイオノ有機」を必要に応じて育苗箱に散布
3.田植え前に田んぼにあすなろ鶏糞肥料を1回散布
上記の有機肥料のみを使用しております。
バイオノ有機 −マイワシ、マグロ、カツオ、サバ等の加工残を混合し、煮て水分と固形物と油分を分離します。水分を米ぬかに吸着させた肥料
放線有機肥料 −国産無投薬のうずらのふん、かつお節煮かす、
うずら生体、うずら卵、米ぬか、カニガラ、大豆かす、コンブかすを混合し、発酵促進材として光合成細菌を加え堆積発酵させ、乾燥させた肥料
「基本の考え」、「使用している有機肥料について」、「病害虫防除をしないために」などにより花塚農場では下記グラフ「農薬、化学肥料の使用比較」で表したお米の栽培を実現しております。


特別栽培とは
4月の種まきから5月の田植えまでの1ヶ月間、ビニールハウスでの育苗期は苗がまだ幼く、弱く、かつ密集しているので、病気が発生しやすく、とても神経質な時期です。 |
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すべての商品を無料で真空パックにて発送しております。
お米は、空気中の酸素と結合(酸化)したり、湿気を吸うことによって劣化します。
しかし脱気した真空状態ならお米の劣化は最小限に抑えられます。
もちろん、空気がないので虫の発生の心配もありません。
※稀に、出荷時は真空パック状態でしたが、配送時の揺れ等により、包装が擦れ、小さな穴があき、空気が入ってしまうことがあります。品質には全く問題ありません。そのような場合は空気が入ってしまった真空パックからご開封ください。

精米してから発送になりますので、注文から商品到着までに最大7日かかる場合がございます。 白米のご注文は、発送の当日、又は前日に精米したお米をお送り致しております。 ※お急ぎの方は備考欄に別途お知らせください。
※カレンダーの「休み」は発送出来ません。注文時にご確認ください。

会社概要 秋田県大潟村で無農薬・減農薬・特別栽培米あきたこまちを栽培・販売をしております。 お届けについて 佐川急便 お支払い方法について
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秋田県大潟村で「あきたこまち」無農薬栽培、減農薬栽培。あきたこまち販売・通販の花塚農場
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